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「箱根ガラスの森」中庭モニュメントモザイク/制作風景(工房編)


工房での制作風景です。
施工例にも記載していますが、箱根の森美術館のオーナーの意向で、北イタリアのコモ湖畔にあるヴィラ・デステという16世紀の貴族の邸宅(1873年よりホテルになる)にあるモザイクをイメージし、玉石・砂利などをメインに使用したモザイクを制作しました。

現地モザイクの資料を参考に、入手可能な材料や工法を考慮しながらデザインをしましたが、玉石・砂利を使用したモザイクは初めての事で、材料の確保(色やサイズ等)や工法には苦労しました。
現場設置を出来る限り効率化する為、セメント板状のパーツ・グラスファイバーの裏ネット・表紙貼り等、知る限りの知識を駆使し何とか制作しました。
初めての工法で悩むのは、やはり事前の見積りとスケジュール組みです。
予想以上の作業量になってしまい、スタッフの皆には大変苦労を掛けました。


制作前のデザイン画





15mm角大理石でラインを組んだ後、間を絞り袋でモルタルを注入し砂利を色別に
埋め込んでいきます。上下に濃淡のグラデーションになっています。








このパーツも15mm角大理石で模様を作り、バックは砂利でグラデーションを
作っています。
上下相互のグラデーションの為に中央部分は柄が消えて見えますが、柄は磨き石
なので実際には光りの具合で柄が見えるようになります。






側面の割り石ですが、目地には玉石が入ります。
これを和紙で表紙貼りし、現地で設置後に目地に玉石を埋め込みます。










セメント板状のパーツ部分です。






砂利は、仕入れ時の粒の大きさが合わない為、更にハンマーで砕きます。
















敷地内の別の場所に置かれる壷にモザイクを貼っています。
箱根でメインのモニュメントを設置し、一度戻ってからの工房作業です。
イベントの開催スケジュールに合わせての事でしたので、とにかく焦っていました。

この次に現場作業風景を掲載します。












JUGEMテーマ:建材
 

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